ECNサービスの正しい見分け方

2012/11/30 22:09 に 海外FX 調査隊 が投稿   [ 2012/11/30 22:11 に更新しました ]
ECNは投資家とFX業者が利益相反しない為、ストップ狩りや意図的な約定拒否や意図的なスリッページが発生しません。

ポイントは「意図的」という部分です。ECNは株式の取引と同様で売りたい人と買いたい人をマッチングさせる場です。従って、そこに注文が存在すれば制約無しに約定します。

レートの操作によってストップ狩りにあう事はありません。FX業者は約定したときに取引手数料を取る為、約定拒否する理由もありません。

スリッページに関しては2種類あります。

  1. 現在見えている価格より悪い価格で約定するネガティブスリッページ
  2. 現在見えている価格より良い価格で約定するポジティブスリッページ

これは、株式でも日経225でも発生します。理由は簡単です。今見えている通貨ペアの価格はFX業者から0.5秒とか1秒前に送られてきた価格なわけです。皆さんのインターネット回線を辿ってパソコンにたどり着くまでには、物理的に距離がある為です。従って、回線スピードが遅ければより古い価格が表示される可能性があるという事になります。FXでも株でも同じことです。

なので、ドル円が80.00で表示されていても実際の市場ではすでにその価格ではない可能性があります。これが上記2種類のスリッページに繋がります。

スリッページというとどうしても悪いイメージに取られますが、これはOTC(相対取引)業者の場合に限ってです。OTC業者は投資家の損失がFX業者の利益になることが多い為、投資家に不利なスリッページだけ許容し、有利なスリッページは排除しています。さらに不利なスリッページも過度にスリップさせる事によってより負けやすくする傾向があります。従って、「最狭スプレッド!」と謳っていてもOTC業者である限り、実際に取引してみない事には実質出来なスプレッドは分かりません。

ECNと謳っている業者でも、OTCの業者はあります。これには簡単な見分け方があります。ECNでは、マーケットデプスと呼ばれる板情報があります。このマーケットデプスを提供している事が大前提であり、さらに実際に自分が指値注文を入れた時に、板情報に自分の注文が反映される事です。

嘘のECNでは例えばAさんがドル円の買い注文を80.00で10万通貨入れたとします。ここで、取引手数料以外にもスプレッドを取ろうとします。

そこで嘘ECNのFX業者は79.09などで発注するわけです。すると差額の0.01(1pip)が懐に入り、さらに取引手数料も入ります。ところが、80.00で10万通貨の注文情報を板情報に乗せる事ができせん。

実際には79.09で注文しているからです。「あれ?俺の80.00の注文が反映されないぞ!?」となるわけです。そこで嘘ECN業者はちょっとわかりにくい板情報の作りをしてます。

ざっくりとした板情報しか出さなかったり、投資家の注文は板情報に反映されないという条件だったり。

また、ECNはそこに注文が存在する限り成行注文すれば全て約定します。(大きな相場変動で銀行側が、無理!というケースも低い確率であります0.01%ぐらい。)通常時は約定します。基本的に約定拒否無しといって良いでしょう。にも拘わらず、注文数量の上限を設けたりしている場合は「なぜ?」となるわけです。FX業者からすると注文数量が大きい方がメリットがあるはずなのにです。

つまり、実際にはECNではなくOTCで、リスクコントロールしなければならない為、注文数量に上限を設けているのです。

上記までは、分かる人が分かればよいでしょう。では、結局どれが本当のECNでどこが良いのか?となります。どこが良いかは一概には言えませんし、投資家それぞれの希望条件などもあると思いますので。

いま、嘘ECN業者も含めて人気のあるECNと本物のECN業者お含めた比較表を作っています。

もし取引コスト(スプレッド)だけを気にするなら「実際のスプレッド+取引手数料」を比較すれば良いだけです。取引手数料だけで比較するとスプレッドを上乗せしている嘘ECN業者に引っ掛かりやすいので気を付けてください。

あとデモ環境とライブ環境ではスプレッドは違いますので、それぞれ口座開設して比較中です。結構、面倒ですが。。

お楽しみに。
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